日本人研究者に足りないもの

観察日記

日本人に欠けている大切なもの

先日、規模の小さい国際学会を日本で開催してきました。

私をはじめ、ヨーロッパからも研究者が集まり、三日間すごく充実した研究発表を聞いてきました。世界的にも有名な研究者の発表があり、若手のエネルギッシュな発表があり、分野も広過ぎず狭すぎず、眠くなるような発表なんて、ひとつもなかったのです。

でも、居眠りしている人が結構いました! 全員、日本人です。時差もないのに、なぜ?

お疲れなのでしょう。でも、睡眠を削って仕事しても、肝心の学会で居眠りして、質問もしないでぼーっとして帰っていくことに、何の意味があるのでしょう。

もちろん外国人でも居眠りしている人をみることはあるけど、国際学会で口開けて爆睡しているのって日本人が結構多いのです。

睡眠不足で、脳みそは働きません。

翌日何をするにしても、自分のベストで挑めるように、しっかり睡眠をとってください。海外出張時に、変な時間に日本開催のオンライン会議とかに無理やり出席している人とかいますけど、そんなことして、翌日げっそりしているのでは出張に来た意味がないのでは。

フランス人はそんな無理はしません。身を削ってやるほどの仕事ってなかなかないと思うので、その辺の優先順位のつけ方を、しっかりしていきたいものです。

昔は私も万年睡眠不足の爆睡組だったのですが、近年は心を入れ替えて、眠ることを大事にしています。

居眠りを防止するためには

いくら寝ようとしても、頭の中がいっぱいで眠れないことは誰にでもありますよね。時差ぼけも一日では直りませんし(私は、眠気を引き起こすアレルギーの薬を飲んで寝てしまいますけど)。

そんな状態で学会等に出た場合、居眠り防止に絶大な効果を発揮するのは、質問を考えること。

どんな発表でも、質問しどころはたくさんあるものです。それぞれの発表をしっかり聞いて、質問したいことを一生懸命書き留めていけば、絶対眠る暇はありません。

大きな学会では、全ての発表で質問することはできませんが、それでもしっかり聞いて、後で発表者に個人的に聞いたり、調べたりすることで、時間をより有効に使えたはず。

眠るのは夜、お布団の中で。昼間は時間を有効に使いたいものです。

ちなみに、フランスの高校に通っている娘にこの話をしたら、学校で居眠りすると、「体調が悪いなら保健室に行きなさい」と言われるのだそうです。

居眠りに対する感覚が、ずいぶん違うのだなあと思いました。

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